2015年第1週(株価、為替、金利見通し)
日経は現在17450円です。
12月末発表の米製造業指数が低調だった事と、9日に雇用統計の発表がある事からも今週は上値の重い動きになると考えます。
為替は現在120.44-45円。
長期的な円安は今後も続く事が予想され、今年中に130円を意識するアナリストの声は多いです。
またECBが近く金融緩和に動くとの見方から、対ユーロでは円買いが進んでいます。ECBが金融緩和に動くと、ユーロ売り→ドル高を経由し、円安に動く傾向があります。
とはいえ今週は日経平均同様、為替も重要指標の発表待ちで大きな動きは無いため、118〜122円の推移となるのでは。
長期金利は0.330%です。
原油安は長期化が予想され、輸出企業にとっては後押し。消費者も好感を持つため、経済状態としては安全資産への売りが強い状況は続きます。
しかしマクロで見ると原油安で黒田総裁のインフレターゲットは達成が遅れる事が予想されるため、今後も低金利が続くと予想。
米利上げや欧州金融政策に目立った動きが出るまでは、0.400%以下で推移するのではないでしょうか。