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20代中盤でふんばるブログ

銀行員→外資コンサル。旅行が好きです。

原油相場は諦めるべき

ついに原油が1バレル30ドルを割りまして、これは2003年12月以来ということです。

 

実は今って18か月連続で下回ってきてる状況なんですよね。始まりはといえばOPEC、というかサウジアラビアがシェール企業への戦いを挑み始めてからなんですけど、18か月前から比べた原油価格の下落率は70%。

過去下落局面にも1年程度下落すれば収まるのが通例だったため、テクニカル的にはいい加減に反発、1バレル50ドルくらいには戻す、という意見ももっともらしくはあるけど、、

 

中国初めとした需要不安とかロシアの増産とかシェール企業とのゲーム理論とか、いろいろ要素はあるけど、これって単純にエネルギー需要者のニーズに合わせて技術が成長して価格が押し下げられてきてるだけな気がするんだよね。

大航海時代を通じた貿易技術の発達でコショウや香辛料の値段が下がったのと同じ。

 

サウジアラビアもシェール企業に打撃を与えるための減産、という体を見せてるけど、実態は歳入不足で余力はないはず。それでも減産を続けるのは、そうしなきゃ価格競争上生き残れないっていう暗黙の了解があるんじゃないかな。

 

アメリカの原油輸出解禁案を見ても、1バレル60ドルを切ったら壊滅するとか言われてたシェール企業の戦いっぷりを見ても、原油価格をここで安易に引き上げようとする動きは、技術・経済的にもう余力がありませんて降参するのと同じ、そんな雰囲気が見えるから、市場原理の競争が続く限り根本的に原油価格が上がる、ってことはないんだと思う。

 

だから、原油関連の投資は諦めたほうがいいと思うなー。

下値で買うかとかけっこう迷ってて考えて、自分はこの結論に至った。