20代中盤でふんばるブログ

銀行員→外資コンサル。旅行が好きです。

2016年1月の現状から考えるドル円相場

2016年は昨年末にやっと話題の米利上げがあったと思ったら、好材料が出尽くしたかのように、年初のイランーサウジアラビアの断交、中国の景気不安など悪材料に一気に押されて

18日現在で日経平均16,955円、ドル円117.38円。去年の12月は株価2万円、ドル円124円とか現実的な目線で騒いでいたのが信じられない感じ。

 

ただ、去年は利上げの話題のせいですごい騒がしい相場だった気がするけど、実は振れ幅の小さい相場で、ドルの高値は6月の125.86円、安値は1月の115.86円と年間レンジはぴったり10円。

利上げの話題が始まった2014年は年間レンジ21円、金融緩和の始まった2013年は年間レンジ18円だったことから考えると半分くらいしか動いてない。

 

今は一気に円高に進んでる相場だけど、12月米雇用統計は29.2万人と予想の20万人を大きく上回って、世界の景気は雲行きが怪しいけど、アメリカの景気は確実に「強い」と言える状態。

 

思い返せば2015年8月も中国株の大暴落で円高が進んだ時があったけど、結局1、2か月経つとみんな忘れて米利上げやらのドル高、株高状態に戻った。

 

そう考えると、今の相場も、あと1か月くらいたってまた2回目の米利上げの話題が出てくればドル円120円、日経平均18,000円台くらいには戻ってくるんじゃないかな。

逆にレンジの話に戻れば、年末に向かっては財政の引き締まりもあってドル円110円くらいに向かっていきつつ、それこそ予想以上の好環境とか何かあって途中125円くらいまで戻る、そんな値動きもありえると思う。

 

と、いうことでもっかい116円台入ったらドル買っとこ。と思うのだった。