20代中盤でふんばるブログ

銀行員→外資コンサル。旅行が好きです。

2014年11月26日(水)

日経平均株価は3営業日続伸、1万7407円62銭でした。
中国利下げへの好感と、ECBの量的緩和を見越し、ユーロを持つリスクから日本円への転換が進みました。
一方、中国は設備投資過大や住宅価格の下落など問題もあり、せ政府主導の利低下による好感は一時的なものとなる可能性もあると考えます。

円相場は反落、午後5時で1ドル=117円94~95銭。
前日24日のニューヨーク市場米株高を背景にドル買い・円売りが続きました。日経平均株価の3営業続伸も、低リスク通貨である円を売る動きにつながっています。
しかし月末で国内輸出企業が手持ちドルの決済を行い、円買いも入ったため、円の下落幅は限られました。

新発10年物国債利回りは低下し、0.005%低い(価格は高い)0.450%。日銀の買い入れオペが影響しています。


原油価格の低下で空輸企業が好調です。円安による原油輸入不利よりも原油安の効果が大きい形となっています。
原油はこれまで、中国など新興国の発展・投資に伴い価格を上げてきました。中期的に見るとこの下落は発展に伴う需要が流れが落ち着いてきていると考えられます。
今後の原油価格を考えるに当たり、新興国の経済状態・投資傾向が注目です。