「英語が喋れない」ってのは結構ラッキー。
この4月から外資系勤め始めたんですけど、日本で採用されて日本で研修を受けてるはずなのに、何故か周りが英語で会話してる。このシチュエーションはミー、純ジャパなのでベリーディフィカルト。
海外在住の方が長かった人とか、海外採用で日本来てる人とかが同期に多いので、そういう人たちからするとむしろ英語の方がコミュニケーション取りやすいらしいんですね。
始め3日位は同期がいきなり英語で会話しだして「えっ、えっ?」ってなってたけど、なんかもう慣れた。んーーーーダイバーシティ!まぁ全然会話入れないけど(笑)
けど、英語で会話してるなー、とか聞いてたら、いきなりいつの間にか日本語に変わってたりするのは辞めて欲しい。「イエァ、ソー、ウィークゥドントビーザット、ワァーーオ、、、てゆうかこの問題わかる?」みたいな。吹くわ。
まぁ、なにはともあれ、それに関して非常に面白い記事があったので紹介します。
小林慎和「海外で起業する前に知っておきたかったこと」 日本人みんなが英語が話せると社会はどう変わる? | クーリエ・ジャポン
もともと「海外」とか「起業」に興味ある身に加えて、「英語」ってキーワードだからね!もう自分にどんぴしゃ。英語本当に苦しんでるからね!
書かれてるのは、英語が喋れる、ってだけでどれだけ世の中が広がるか、て話。
インターネットで世界中とつながることができる社会になって、ネットワーキングってのが無限大の可能性を持つようになってる。
まぁこれだけ英語苦手苦手言ってるボクだけど、自分が発信/受信できる情報の範囲が、母国語の範囲だけってのは非常に限られていてもったいない、てのはすげーわかる。
《抜粋》
私も、ECサイトで活用する決済機能を新たに追加したいというプログラミング業務を発注したことがありますが、要望をこのサイトに投稿すれば、それをいくらで、いつまでに仕上げられるかを書いて、世界中のエンジニアが応募してきます。
なかでもパキスタンやバングラデシュのエンジニアは、「時給5ドルで3日で終わる。俺に発注してくれ。こういう業務なら何度もやったことがある。信頼してくれ」と積極的です。ただし、日本からは誰も応募がありません。
私は日本の類似サイトにそれと同じ依頼を「日本語」で投稿してみました。応募が届くまでに少し時間がかかったうえ、そこに書かれたコメントは「類似の経験はないので、自信はないですが、2週間ほどいただければなんとかなる気がします」という消極的なもの。時給も2500円を要求してきます。
単純に同じ情報を発信するだけでも、語学力の有無だけでどれだけ効果が変わってくるかわかりますね。
特にクラウドファウンディングなんかもだけど、これからはたぶん、「沢山の共感を集めた人ほど、できることの幅も広がる」時代が来る。
自分の共感者を集めるのに、せっかくネットでつながれる世界何十億人もの範囲を日本人1億人に絞っちゃうことのもったいなさは、強く感じなきゃいけませんね。
最後に。
ただ一方で、日本語しかしゃべれない強みが日本にはあります。
この一文には、すごくハッとさせられました。
ボク、よく英語の勉強してると、「こんなんなら英語の国に生まれたかったーーーー!」て思うんです。英語の勉強マジで嫌いなんで。いくら聞いてもヒアリング能力上がんないし、単語覚えらんないし文法はめんどくさいし。
でも逆に、外国の人が日本語覚えるのって、もっとほんっっっとーーーに大変みたいなんですよね。
日本てすごく可能性の大っきい、海外のたくさんの人から憧れられるような国なんですよね、客観的に見ると。
「難しい日本語を母語にできたことはグローバルの観点で見たら相当にラッキー」
「その上で、英語はこれからを生きる上で習得しなきゃいけない最低限のスキル。」
そう考えて取り組んでいかなきゃなのかなー、と思います。
って言ってる側から来週TOEIC社内テストなのにブログ書いてるんですけどね!!!
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