20代中盤でふんばるブログ

銀行員→外資コンサル。旅行が好きです。

米雇用統計と日銀短観と入社式

3月最終日の相場は日経平均が15時時点で16,758円、ドル円がだいたい112円中盤。

今はまだ3月31日の深夜なんだけど、相場の現状と、4月からの見通しを書いとこうと思う。

 

 

株はFRBが利上げに慎重な姿勢を見せたおかげで世界全体の景気が短期的に持ち直してる。ドル円もアメリカのADP雇用統計が強かったおかげでドル高に少し戻してきた。

 

 

日経平均は、4月中に17,000円台で落ち着く位には戻すと思う。

年初からの株価下落は、企業の業績のせいっていうより、海外投資家による原油価格変化への対応の影響を受けたせいが大きい。

つまり、海外の相場が大きく動いて海外投資家が手持ち資金を必要としたせいで、日本株は大きく売られて値下がってきた。海外投資家の売買シェアが70%超したことから読み取れる。

 

今日発表の日銀短観は悪化が見込まれてるけど、株価を主導する日本企業の業績は今の株価ほど悪くないと思う。万が一悪くなっても金融緩和、っていう市場の期待もあるし、4月以降もうちょい戻してくるってのがボクの予想。

 

 

逆にドル円は、米大統領選挙が終わるまではこの位(=110円〜115円)位で進むんじゃないかな。

いちおう今日の21時に正式な米雇用統計が発表になるけど、クリントンもトランプも円安を警戒する発言をしてるから、数字が良くても急にドル高に進むのは難しそう。

 

 

今の相場を見てなんかするとしたら、個人的には、銀行株がマイナス金利の影響とはいえ下がり過ぎだから、今のうちに買っとこうかな‥‥?て感じ。

 

てゆーか4月1日で皆が入社式の所に米雇用統計と日銀短観とかいう一大イベントが揃ってるって結構エグイな。意地の悪い証券界社の入社式とかだったら「今日何があるか知ってますかー?」とか聞かれたりすんのかな。笑