20代中盤でふんばるブログ

銀行員→外資コンサル。旅行が好きです。

鳥貴族に外国人客が多い理由

f:id:mamemitainamon:20160404003013j:plain

 

新宿の鳥貴族で食べたんだけど、The・日本の大衆居酒屋にも関わらず、驚くほど外国人のお客さんいるのね。

 

確かに、外国人からしたら手頃な価格で居酒屋っていう日本文化を楽しめるのかもしれないけど、あまりに多い気がしたから 理由を調べてみた。

 

 

 

まず、「鳥貴族 海外」でググると一番上にでてくるのはこれ。

新たな目標「2000店舗と海外進出」|鳥貴族 社長の焼鳥日記 !!

会社としても「海外進出」は意識してるんだね。そりゃやっぱそういう時代だよね。

 

 

で、次に出てきたのがこれ。

韓国人「日本のコスパ最高クラスの居酒屋を紹介する」→「ますます日本が好きになってしまう」 : カイカイ反応通信

この中で言われてるのが

ここが最高なのは、全部のメニューが280円であること。

例えば、自分が食べたい焼き鳥が塩味であれば、写真を見せながら「シオデ オネガイシマス」と言えばいい。

ふむ、確かに‥‥。「同額」と「写真」ね。

海外旅行すると通貨が違って金額の感覚がわからなくて苦労するから、同額ってありがたいよなぁ。

写真も言葉分からなくても指差せば通じるから大事だよね。鳥貴族はメニューに全部写真が乗ってるんだね、そういえば。

f:id:mamemitainamon:20160404004440j:plain

 

 

 

次はこの記事。

王者・ワタミが負けて、鳥貴族が勝った理由とは? | ハーバービジネスオンライン

これ記事タイトル面白いね。その中でも

今は焼き鳥が食べたければ鳥貴族、海鮮が食べたいなら磯丸水産といった具合に特定のジャンルに特化した専門店居酒屋と呼ばれる居酒屋が台頭。特定のメニューに関しては、総合居酒屋より質の高い料理を提供してくれるので、かつて総合居酒屋で飲んでいたお客が、こうした後発の専門店チェーンに流れていったわけです。

なるほど。確かに海外から来て「居酒屋」って言われても、何が頼めるかわからない。けど、「鶏肉」に絞られてれば、逆に悩まないで注文もしやすい。

「串料理は世界中にあり、焼き鳥は外国人にも人気です。しかも、鶏肉だから宗教の壁もない。海外進出の勝算もあり、今後も業績を伸ばしていくと予想できます」

しかも鶏肉は外国人からしても取っ付きやすいし、宗教上の問題もないジャンルだ、と。

確かに自分たちがせっかく海外旅行する時考えても、ただ「飲もう!」じゃなくてせっかく来てるんだから「この国の〜〜を食べて飲もう!」って考えるもんね。その時に「鶏肉」ってのは選択されやすいのか。

 

 

そうなってくると、なんか答えっぽいの見えてきた。最後、これ。

国産国消への挑戦 | 鳥貴族のこだわり | 焼鳥屋 焼き鳥なら鳥貴族

鳥貴族のHP内で書かれてるのが

この国でつくられた食材を、この国で消費する。
鳥貴族では、使用する食材の国産比率を高める「国産国消」へ取り組んでいます。

「国産国消」!

 

これで外国人にも馴染み深い鶏肉を、「日本産の鶏肉」に進化させて観光客を捕まえてる訳だ!

 

きっと、海外の広告だと「日本文化である居酒屋で、日本産の鶏肉を全品同額280円でお腹いっぱい食べられます!(メニューは全て写真付き!)」みたいな感じなんだろうな〜笑

 

 

【店長対談】ブックオフ×鳥貴族 ~スタッフ育成にかける熱い想い~ | 企業事例集 | アルバイト採用・育成に役立つ人材市場レポート「an report」

あと、外国人スタッフが多い、てのも旅行者からすると親しみやすいよね。たぶん、フィリピン人とかだったら日本人スタッフより英語喋れるし、

 

 

「同額」「写真」「馴染みある食べ物」「日本産」「外国人が多いことの親しみやすさ」

このへん全部抑えてるのがきっと鳥貴族が外国人客抑えてる理由、ということだ。きっと。

 

 <スポンサーリンク>