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20代中盤でふんばるブログ

銀行員→外資コンサル。旅行が好きです。

2015年7月1日のギリシャ問題への所見。

ギリシャはデフォルトはするがユーロ離脱はしない、というのが7月1日現在の持論です。

ユーロ離脱については、おそらくECBがユーロ離脱はさせないだろうと思っています。体裁上、支援は打ち切りますし厳しいコメントが並んではいますが、EUの前身EEC10番目の加盟国であるギリシャを切る事は、欧州の連帯、安定というユーロの望みを根本から覆す事になりうるからです。
ギリシャはユーロに留まり財政再建すべき、と主張する1人にジム・ロジャースさんという方がいます。ジョージ・ソロス氏とファンドを共同設立し、少し古いですが「冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行」というバイクで世界六大陸を旅しながら投資のチャンスを洞察した興味深い本の著者です。
彼は現在のギリシャ問題を「余興に過ぎない」と述べています(万が一ユーロ離脱するなら大問題、とも述べていますが)。

自分もデフォルトするだろうなーと思いながら、少なくとも日本にとってはそこまで大きな問題に感じていません。
国の規模や距離もそうですが、ユーロ離脱が無ければ、政府間での亀裂は起こっても、陸繋がりの他国と同一通貨圏のままです。そうすれば銀行初めギリシャの弱った企業に他国の民間企業の協力(あるいは買収)が自然に起こり大事には至らない、と思っています。たぶんね。

そういうと先日29日にギリシャ問題のせいで日経平均が600円近い下落を引き起こして大騒ぎしていたじゃないか、というお話になりますが、これはギリシャもありますが中国株下落の問題だと思っています。

さて、ギリシャの今後ですが、今はIMFへの7月1日の返済を「遅延」させている状態です。本格的に「債務不履行」と呼ばれるのは、おそらく引き延ばし引き延ばしにあって14日のサムライ債返済のタイミングかなぁ、と思います。
あと2週間ほど、相場が上がり下がりすることはあるかと思いますが、あまり焦らず、たぶん、ギリシャ問題全体で、これから2週間で日経平均を100円程度引き下げる、くらいな感覚をもって相場を観てゆくといいのではないでしょうか。