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20代中盤でふんばるブログ

銀行員→外資コンサル。旅行が好きです。

3月の景気動向指数の予想。20150510

明日、12日は2015年3月の景気動向指数が発表されます。

 

景気動向指数は、景気の現状を知ったり、将来の動向を予測する重要な指標です。毎月様々な業種を分析し28項目が算出されますが、2通りの見方で読み解きます。


まずは景気に対し先行して動く先行指数、ほぼ一致して動く一致指数、遅れて動く遅行指数の3種類の分け方をします。

例えば、求人数は「景気が良くなる前」に企業が人を雇おうするために増えるもののため先行指数に分けられます。法人税収入は「景気が悪くなった後」にその影響を受け低下するため遅行指数になります。

 

次に、当月の変化の大きさを測るCIと、上昇を示している指標の割合が何%かで景気の方向性を探るDIの2種類に分けられます。

 

この2通りの見方を合わせCI先行指数、などという形で表されるわけですが、まぁ前置きは割愛して、現在の景気動向を計る上で一番重要なCI一致指数の予想をしていきます。CI一致指数とは、訳せば現状の景気の規模感を計る数値、ということですね。

 


先月のCI一致指数は3ヶ月ぶりに低下し、前月比2・8ポイントの110・5でした。この下げ幅は消費増税のあった昨年4月以来の大きさです。

 

自分は今月も1ポイントほど下落し、109ポイント代まで落ちると予想します。
2、3月に原油安で過熱した景気動向に反し、企業が慎重な様子見姿勢だったことが話題になりましたが、2月の景気動向指数の悪化は正にその企業の投資意欲の無さの表れで、耐久消費財出荷指数と投資財出荷指数の悪化が主因でした。


現在はさらに米景気の不透明感も出ていたため、3月ほどではないにせよ悪化傾向も継続したのではないでしょうか。

 

それに伴い、明日は日経平均も19500円程度まで反落、ドル円は120円台になっていくものと予想します。

《追記》 内閣府発表の3月の景気動向指数速報はCI一致指数は前月比1.2ポイント低下し、109.5でした。