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20代中盤でふんばるブログ

銀行員→外資コンサル。旅行が好きです。

5月米雇用統計予想。20150508

5月8日21時半に米雇用統計が発表されます。米利上げ時期を探っていく上で、雇用統計は最も重要な指標のうちの一つです。

 

せっかくなのでゲーム感覚で、自分は今回の非農業部門就業者数を15万人増、と予想します。
市場予測は23万人程度の増加が見込まれていますが、それをかなり下回る形です。

 

アメリカの雇用統計は、毎月第一金曜日に発表される10の経済指標の総称で、特に重要視されるのが、農業従事者や自営業者、経営者を除いた非農業部門就業者数です。

 

6日に発表されたADP雇用統計では16.9万人増加といまいちな数字でした。原油安、ドル高が企業に悪影響を及ぼし雇用を圧迫しているのが現在のアメリカの大勢です。

また、3月も予想が22万人増程度のところを13万人程度の増加とかなり不調だった事から、市場の期待値自体、かなり低い状況です。

 

私が注目するのは「レジャー業への就業率」です。レジャー業とはいわゆる日本のコンビニバイトやパチンコスタッフを指します。


アメリカ、というよりイエレン議長の雇用政策の肝は、そんな低所得者層の状況改善なのですが、本日発表のあった消費者信頼感指数は年間所得が1万5000ドル未満の層の信頼感指数が6ポイント下落し21ポイントと約半年ぶりの低水準となりました。

今回の米雇用統計に強気の姿勢を示すアナリストは低所得者層の雇用改善を根拠にするものが多かったため、この指数の悪化を受け、市場予想ももう少し下回ってくるのではないでしょうか。

 

毎年3~4月は悪天候の影響を受け指数が低下するため、昨年度5月は22万人増の市場予想に対して29万人増、一昨年は15万人増に対して17万人増と5月は強い法則があるのですが、今年はその肝である労働省発表の「悪天候により働けなかった就業者数」も18万人と過去平均4万人を下回っているため、復活は期待しにくいです。

 

以上より今回の米雇用統計は不調な内容を予想します。週明け来週中に、ギリシャ問題等まで重なれば利上げ期待が遠のきと合わさり、ドル円117円台を見る事もあると考えています。

 

 

《追記》

結果は22万3千円増。市場予想が悪かった分、市場はかなり好反応ですね。

アメリカ経済予想以上に強し、というかやはり前月が弱すぎた形でしょうか。5月はやっぱり強かったんか。。。予想はハズレです。笑