20代中盤でふんばるブログ

銀行員→外資コンサル。旅行が好きです。

2015年3月20日(金)サマリー

日経平均株価は反発、前日比83円高の1万9560円22銭。依然海外投資家の買いが強く、配当の権利取りを狙った買いもありました。
日経平均は2月から6週連続上昇しており、2012年11月中旬からの12週連続高以来となっています。

 

円相場は3営業日ぶりに反落、午後5時時点で1ドル=120円80~82銭。現在は日本株と円の連動性は薄れており、日経平均の高値はあまり影響しませんでした。


また、ブラジルレアルの下落が激しく、約12年ぶりのレアル安・ドル高となっています。景気低迷や政情不安に加え、資源輸出を促すため当局が通貨安を容認しているとの見方によるものです。
FOMCで米利上げ期待が遠のいたため、普通は投資家のドルへの投資が減り、新興国通貨への投資が増えるのですがブラジルだけはあまりにその他の要因が強すぎるようですね。「オリンピックがあるから上がる」との噂は今後どうなるのでしょう。

 

10年物国債利回りは横ばい、前日と同じ0.325%。日銀の国債買い入れ期待と、株価上昇に伴う安全資産の売りにより、方向感が定まらない形でした。