2015年3月6日(金)
日経平均株価は48円高の1万8751円84銭。
外国人投資家を中心に、内需関連株が買われています。賃上げ機運も強いので、日本は内需が増えていく、と予想されている形ですね。
大きな動きは本日の米雇用統計を待つ形になりそうです。
2月の半ばから日経平均とニューヨーク・ダウ平均の指数が逆転しています。
2009年の民主党政権発足依頼、初の現象です。
日本が円安、原油安、低金利の恩恵を受ける一方、米国はドル高が米企業の利益を圧迫しています。
P&G、ユナイテッド・テクノロジーズなど、グローバル企業が思わしくないようです。
今後、米金利上昇も織り込んでこの状況が続けば逆転状態は定着する可能性が強いですね。
5日のECB定例理事会では量的金融緩和策が決まり、主要政策金利も過去最低の0.05%に据え置かれました。
結果、ユーロ円は132円半ばまで続伸しています。また、対ドルでユーロは11年半ぶりの安値を付ける場面がありました。
ギリシャ不安など問題は多いですが、一旦、この程度がユーロの安定価格となるのでは。
対ドルで円は反落、現在1ドル120円12銭です。
日経平均が上昇に転じていることで、徐々にリスクオンの動きが進んでいます。